NO.003

言霊


ちょっと前にですね雑誌を読んでいたんですよ
その雑誌たしか週刊少年マ○ジンだと思ったんですけど
けっこうというかむちゃむちゃ有名な雑誌なんで読んだ方
というよりむしろ購読してる方が大勢いると思うんですが

まぁ僕も購読している1読者でして
その雑誌にちょっと前に読みきりでなんですけど
尾崎豊さんの物語が載っていたんですよ
かなり有名な歌手の方ですよね
それこそ熱狂的なファンが大勢いらっしゃると思います

僕も尾崎豊さんの歌は好きなんですけど
僕はリアルタイムで聞いていたわけではなくて
けっこう後になって尾崎豊さんの歌を有線やカラオケ
TV等で聞いて良いなあって思うようになったわけです

でその時ちょっと思ったのです
尾崎豊さんの歌の何がこんなに人を熱くさせるのだろうと

色々言われていますよね、10代の代弁者だとかカリスマだとか
でも「そう言われている人の歌なんだから良いに決まってる」
なんて思って聞いていた人なんかいないでしょうし
本人もそんな事を考えて歌っていたわけではないですよねきっと
自分が歌いたいように歌いたい歌を歌っていたはずです少なくとも初めは

自分の声で自分の伝えたい事を自分の言葉で歌にする
そうしてきたからたくさんの人にたくさんの想いが伝わったのではないのかな
ふとそう思いました

これは前に僕が書いている言葉というテキスト
これと矛盾するように感じる人もいるかもしれません
でもそれは違うのですよ

まぁわかる人はそんな事言われなくてもわかると思うのですが
つまりは素直な想いを言葉にするのか
尖ったままの言葉をそのまま相手に伝えるのかの違いというのでしょうか?
ちょっとわかりにくいですかね?っと話しがそれましたか

自分の想いや考えをそのままストレートに言葉にする
それはとても難しくてなかなか出来ない事です
でもそれが出来なければ伝えたい相手に自分の想いなんて伝わるわけがない

僕にはそれが出来るだろうか?
誰かに何かを伝えられているだろうか?
僕の想いを受け止めてくれた人はいるのだろうか?

いやそもそも僕にそんな想いはあるのか?
こんなちっぽけな僕に・・・
こんな空っぽな僕に

いや中身が空と言う事はまだたくさんのモノを詰め込めると言う事
これからたくさんの大切なモノをかき集めて行こう

僕の言葉にも想いが篭るように