2004.04.08 【LASA】

現在私には8匹のペットがいる
ジャイアントビートルのStronger
凶暴オスタードのCrimsonStormとAquamarine
ヘルキャットのHolyNight、ドラゴンのScarNoise、
ホワイトウィルムのSilverySnow
麒麟のGoldCrescent、ナイトメアのHateSong

いつもGoldCrescentかHateSongに乗っているので
厩舎には常に7匹でいっぱいいっぱいだ

どいつもこいつもお気に入りで
とても思い入れのある家族ともいえるペット達
捨てる事など考えられないうえに
現在の私の厩舎の上限は7匹なので
どうやってもこれ以上増やせなかったわけだが

つい最近やっと動物学がElderになり
獣医学がGrandmasterになったのだ
そのおかげで厩舎の上限が9匹に
やっと余裕ができた、これは非常に嬉しい

というわけでさっそく新しいペットをテイムしに行く事にした
狙うのはペットにするのが最も難しいと言われるファイヤースティードだ

ファイヤースティードはデーモンがユニコーンをさらい、その角を切断し
熱と炎に曝し、その血に火を注ぎ込み作り上げたもので
気性が荒く動物調教のスキルもGrandmaster以上が必要であり
さらにその存在自体がレアでなかなか見かける事すら出来ないという
動物調教師としては憧れでもありステータスともいえるものだ

さっそく生息していると言われるファイヤー・ダンジョンへ向かった
ここはイフリートやリッチロード等危険なモンスターも多いので
ギルドメンバーのANYやMizとパーティーを組んで探す事にする

前回来た時には数時間隅々まで探してもその気配すら感じられなかったので
運を天に任せながら注意深く慎重に探し始めた

洞窟内部を超え崩れかけたダンジョン内部の扉を開けリッチと対峙する
戦士のMizを先頭に魔法でサポートをしながら乗ってきたナイトメアに命令を下す
あらかた敵を掃討し終わった頃に別な気配を感じ咄嗟に身構える
と目に映った炎を上げ走るその姿に叫んだ
「いたっ!ファイヤースティードだ!!」


この場では雑魚が湧き過ぎるので雑魚を掃討しながらうまく奥へと誘導する
傷付け過ぎないよう注意を払いながらMizに体力を奪ってもらい
おとなしくなったところでテイムを開始

最初はさすがに気が立っているのか私の声に応えようともしなかったが
時間をかけ焦らずゆっくりと説得し続けた結果、次第に心を開いてくれたようだ
彼にそっと触れるとそのなんと美しく、また聡明さを感じさせる事か


私は颯爽と彼に跨りANYとMizの二人と我が家へと急いだ

そして彼に合わせて早速服装を変えてみた
というかなんというか、これは派手だ、とてつもなく目立つ
まぁそれもいいだろうとしばらくはこの服装でいようと思う


そういえばまだ名前を付けていなかった
その姿に似つかわしい良い名を考えなくては

最近私が付けた名前といえばホワイトウィルムのSilverySnow≪白銀の雪≫と
麒麟のGoldCrescent≪黄金の三日月≫、雪と月か
当時は深く考えずに付けていたがこれは面白い、次は花だな

と言う事でその太陽のように輝く姿に合わせ私は彼に
DignifiedDandelion≪厳かなタンポポ≫と名付けた

これから宜しく頼むDignifiedDandelion